香美町議会事務局の行政視察|佐用町長谷

2026年10月5日、兵庫県香美町議会 総務民生常任委員会の皆さまが、長谷地域づくり協議会の視察に訪れました。

  • 名称:香美町議会事務局の行政視察
  • 主催:長谷地域づくり協議会、佐用町役場企画防災課、香美町議会事務局
  • 活動内容:主な研修内容 – 協働のまちづくりの実践について、 小規模 高齢化地域における地域運営組織と住民主体のまちづくり計画の実践について
  • 日時:2026年10月05日 (月) 15:00~
  • 会場:長谷地域交流センター
香美町議会事務局の行政視察-1
香美町議会事務局の行政視察-2

[ 当日の佐用町役場企画防災課資料 ]

香美町議会事務局の行政視察-資料1

佐用町のまちづくり

現状と課題、そしてこれから
~縮充のまちづくりの実現にむけて~

2026年10月5日
佐用町役場企画防災課

香美町議会事務局の行政視察-資料2

地域概況

佐用町 平成17年に旧4町(旧佐用・上月・南光・三日月)が合併

人口 人口:約14,122人(R7年度国勢調査)
高齢化率:46.6%で県下1位(R7年度国勢調査)

主な地域資源 ・国指定の史跡に選定された利神城跡
・因幡街道と宿場町の風情が残る平福のまちなみ
・自然豊かな里山や谷間に集落が点在する美しい集落
・世界最大級の望遠鏡を有する天文台、美しい星空

香美町議会事務局の行政視察-資料3

佐用町の人口

人口減少率は、兵庫県内でもトップクラス

香美町議会事務局の行政視察-資料4

佐用町の人口

佐用町の現状
佐用町の年齢階級別人口の推移:2014年→2019年
コーホート変化率(各年齢層別5年間変化率、2014~2019年)

香美町議会事務局の行政視察-資料5

佐用町の人口

2045年には1万人を割る想定

香美町議会事務局の行政視察-資料6

佐用町の人口の方針

●人口を増加させることは・・・難しい 日本全体として人口減少が進むなか、無理がある

●人口という指標に過度にとらわれることなく、佐用町に今ある「ひと」や「もの」を大切にしていきたい

■3つの基本方針(佐用町地域創生総合戦略)

①「人口減少適応策」・・・人口が減っても豊かに幸せに暮らせるようなしくみ作り
②「人口減少緩和策」・・・急激な人口減少カーブを少しでもなだらかにする
③「地域の魅力・元気づくり策」・・・バランスの取れた夢のある新しいチャレンジ

香美町議会事務局の行政視察-資料7

佐用町の地域の現状と課題・・・そして取り組み

「協働のまちづくり」について

■きっかけ
 H17.10.1 佐用郡4町合併

 ・自治会機能の維持が困難、地域力の低下
 ・公民館(分館)に替わる機能の検討
 ・住民ニーズの多様化、職員数の減少や厳しい財政状況

➡住民と行政がそれぞれの立場や責任を明確にしながら、
協力し合い、よりよい地域づくりを実践する「協働のまちづくり」

➡H18.4.1 旧小学校区単位に13の「地域づくり協議会」を設立

〔目的〕弱体化が懸念される自治会を補完するため(131自治会)
    広域的に実施するほうがよいことに取り組むため

自分たちの地域は自分たちで守る

香美町議会事務局の行政視察-資料8

■地域の特色に合わせた取り組み

・江川地域づくり協議会「江川ふれあい号」
・三日月地域づくり協議会「おいでな食堂」
・三河地域づくり協議会「千種川の清流を守る活動」
・海内地域づくり協議会「いきいき100歳体操」

香美町議会事務局の行政視察-資料9

地域づくり協議会 振り返りの取り組み

■H30年度

・地域と行政の双方がこれまでの活動や組織体制などを振り返り、必要な見直しを行い、継続できる組織を目指す取り組みを開始
 (H30~4年間の計画) ↓
・「あり方検討委員会」を設置し、地域づくり協議会のあり方について協議・検討
・「あり方再構築の方針」の策定

この取り組みは、この根っこの部分を見直している。➡
根っこがしっかりしていないと、大きな木(組織)でもキレイな花や実はできない!!

香美町議会事務局の行政視察-資料10

地域づくり協議会も影響が出てきた

H30年度実施「意見交換会:地域のこれからを語る会」アンケート結果より

・地域の担い手不足
・一人ひとりへの負担感
・事業の固定化
・存在意義や役割が認識されていない
・役員や組織体制の硬直化
・参加者の固定化および減少
・地域維持への不安

香美町議会事務局の行政視察-資料11

■R1~R4年度の取り組み(地域)

いろんな人がかかわって、地域の活力を向上させ、
地域づくり協議会を盛り上げていくためのプロジェクトを開始

みんなの地域づくり協議会 活力向上プロジェクト〔愛称:みん活〕

【図:海内地域づくり協議会 まちづくり計画】

理念:「み」らいへ、「う」け継ぐ、「ち」いきの絆

香美町議会事務局の行政視察-資料12

■R1~R4年度の取り組み(地域)

いろんな人がかかわって、地域の活力を向上させ、
地域づくり協議会を盛り上げていくためのプロジェクトを開始

みんなの地域づくり協議会 活力向上プロジェクト〔愛称:みん活〕

香美町議会事務局の行政視察-資料13

新たな協働のまちづくりの取り組み・・・「縮充」

縮充(しゅくじゅう)のまちづくり

「これまで」と「これから」は違う
~【量】より【質】を大切に~

香美町議会事務局の行政視察-資料14

「縮充」誕生のキッカケは地域づくり協議会の見直し

地域づくり協議会の見直し

「みんなの地域づくり協議会 活力向上プロジェクト(みん活)」
 各地域づくり協議会が事業や組織体制などを見直し

担い手不足で負担感が増えているのは、地域づくり協議会だけじゃない
他の組織や活動でも同じ状況にある

町全体の見直しを考えていく必要がある

現状と目指したい姿に合った、みんなで共有できる言葉

「縮充(しゅくじゅう)」

香美町議会事務局の行政視察-資料15

【縮】

・人口減少、こどもの減少
・学校園の統合
・企業や働く場所の減少
・地域の活動や組織(高年クラブ、こども会など)の解散

自然に起きてしまっていること ▼
仕組みや制度を整えてより効果的かつ効率を上げる

【充】

何もしないと、充実はしない。
「活性化」とは異なる価値観であろう。
どのような「充」を目指すかには、
町民の対話の機会を拡げる必要がある

縮も充もまだ概念であり、具体的な取り組みを見つけていきたい

香美町議会事務局の行政視察-資料16

佐用町での縮充のまちづくり

関わる人が増えると、担い手も、アイデアも増える、一人の負担も減る

〇人口が減ることより、関わる人が減ることの方が大きい問題

例えば
佐用町の人口:14,000人 そのうち1%まちづくりに参加 140人
       10,000人 そのうち2%まちづくりに参加 200人

今まで、まちづくりに関わる機会、関心がなかった方に対して
積極的にアプローチをしていくことが大切

香美町議会事務局の行政視察-資料17

令和6年度

〇学生チャレンジグループ
 ・Rable『無いなら作ろう僕らのチャンス!』
 ・Viemium『アニマルセラピー』
〇若者グループ
 ・佐用イベント実行委員会
  『移動式ブースを活用したチャレンジモールの運営』
 ・星のうみプロジェクト 『星のうみ』
 ・空間奏舎 『音楽と味覚で奏でるそうめんフェス』

令和7年度

〇学生チャレンジグループ
 ・ココカラ・ラボ『プログラミング教室開講』
 ・佐用高校JRC部『高校生イベント開催』
〇若者グループ
 ・子どもの人権をまもる会
  『子どもの人権を考えるワークショップ開催』
 ・県境の景観を守る会『県境の美化活動実施』
 ・同志社大学商学部関ゼミ
  『佐用町の素材で作ったクラフトビールの開発』

香美町議会事務局の行政視察-資料18

いろんな取り組みを進めていくためには・・・

 地域で対話ができる場を作り、
 地域力の底上げが大切

たのしみながら
 自分たちの地域は自分たちで守る


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